おしゃれに必要なこと


おしゃれな人はみんな個性を大事にしている

おしゃれって痩せているからできるとか、モデルみたいに背が高くないといけないとかそんなことはないんですよね。
年齢を重ねても、おしゃれな人はいつでも魅力的で輝いています。
それは自分の個性を大切にして表現しているからです。

日本人は世界に比べて自己肯定感が低いとされています。
自分なんかって思う人が多買ったり、みんなと同じようにしていれば間違いないとか、そういうふうに思ってられる方も多いのではないかと思います。

ファッションやおしゃれ、むしろライフスタイルや生き方には、個性が大事だということ。
何を思い、自分はどういう人間か、どんな人どんなことをして生きてきたいのか?
どんなことが好きで、自分らしさはどんなところか?これがファッションで最も重要なことになってきます。
ここがブレていると、いつまでもファッション難民になって、何が似合うのか?好きなファッションは何か?と迷い続けてしまうことになります。

 

人と違うところは自分だけの個性

先日、私の大好きなアメリカのテレビ番組『プロジェクト ランウェイ シーズン14』の最終回を見ました。
この番組は一般から募集されたファッションデザイナーを目指す16人が、毎回テーマに応じて服を作り優勝を目指して、競っていくというものです。16人から始まり、最終バトルに残れるのは3名。

決勝戦はなんと!ニューヨークファッションウィークでコレクションを発表できるという、とっても夢がある番組です。

画像:@projectrunway インスタグラムより

私はファッションデザイナーを目指していたし、今でも服を縫うのでこのデザイナーたちの発想や技術にいつもワクワクしながら刺激を受けて見ています。
14シーズンで優勝したのがアシュリー。この番組初のプラスサイズのデザイナー(大きいサイズのデザイナー)
彼女が作る服はとにかく色や柄の使い方が個性的で、かわいくて女性らしい素敵デザインなんです。
そして、彼女自身もとってもキュートで、ファッションも毎回おしゃれで魅力的でした。

ここからが今回のブログの本題です。
アシュリーはなぜこんなに輝いているのか?
それはいつも自分に自信 を持っているから。

コンプレックスとも思える部分を、自分にしかない個性として受け入れているアシュリーの自信はオーラとなっているように思えるし、毎回番組を見ていてとても勇気を与えてくれる存在だと感じました。

 

おしゃれははモデルみたいに細くないとむずかしい?全然そんなことはないんですよね。
もし自分のコンプレックスでおしゃれをあきらめている人がいたら、まずは自分自身を受け入れることから始めて欲しいんです。

自分自身を受け入れることはおしゃれになる第一歩でもあります。
私自身もずっと自分に自信があったわけではなく、全くその逆で生まれた時から骨太ぽっちゃり体型だからコンプレックスに感じていたし、いつも周りと比較していたし、細くなりたいと思っていましたからダイエットもがんばっていました。
確かにモデルさんみたいにスレンダーな方が、着れる服の幅は広がるし、憧れは私にもあります。

けれど、それが本当に自分らしい姿なのかな?って少し考えてほしいんです。
周りと比較してストレスを抱えるより、今の自分を受け入れ、どう見せるか?!どう活かすか?!
これがおしゃれの根本だと思うんです。

 

私もこれに気づいてからは、とってもラクにおしゃれを楽しめるようになりました。
どんなにがんばってもほっそりしたモデル体型になれない。骨太だものこれが私。
だけど私は色を使うのが得意だし、街では浮くような柄の服だって得意!

自分を否定してがんばり続けるより、自分を肯定してイキイキしている方がどんなに魅力的かに気づいたんです。
今では骨太ぽっちゃりの体型を受け入れて、自分らしい服やおしゃれをいつも研究しています。

おしゃれってただ着飾るだけではないんですよね。
自分らしさを活かせて、あなただけの個性を感じた時、人は『すてき!おしゃれ!』と感じるんだと思うんです。
だから、あなたの“パーソナリティ”=個性を無視して『おしゃれ』はできません。

今の自分の体を受け入れてあげる、あなたの個性を認めてあげる。
そうすることで、とってもおしゃれが楽になります。

『違う自分』になろうとしているときは、自分にないものばかりを求め自分自身を見れていないんですよね。
美しさは自分の中にある。それがわかった瞬間、人はとても輝きはじめます。

 

MAISON de KATSURAではファッションコンサルティングでは
体型診断とカウンセリングからあなたらしいおしゃれの方法をお伝えします。
着たいけれどうまく合わせれない服をご持参いただきコーディネートの提案も行なっております。